Continued in the UnderGround Jazz Orchestra /『Use Us』
COOLLABO レーベル ■CLMGC-YK01002
¥2,800(税込)

Sax section//
 小濱安浩(Leader), 椿田 薫, 横山 功一, 岡崎 正典, Mark Taylor, 岩持 芳宏
Trumpet Section//
 渡辺 勉, Jay Thomas, 宮本 やすし, 加藤 隆幸, 西尾 健一
TromboneSection//
 谷口 知巳, 生島 謙一郎, 中島 徹, 水野 彰
Rythm Section//
 水野 修平(Piano), 島田 剛(W.Bass), 佃 政彦(Drums)

1. Lazy Bird
2. Autumn In New York
3. Prince Of Darkness
4. All That*
5. Everything Happens To Me
6. Tempo 230**
7. Use Me*
8. Star Eyes
9. Chrysanthemum**

All Arranged by Shuhei Mizuno except Track 4 & 7
*Composed & Arranged by Kenny Werner **Composed & Arranged by Shuhei Mizuno

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『響和』
名古屋、東京、大阪、シアトル、NY……
日米音楽シーンの“和”の下に生まれた21世紀型ワールド・ジャズ


 彼らがジャズの伝統を崇拝しているのは明白である。そして、熱心なクリエイティブスピリットと極上の熱意を持つ彼らは、ジャズを遠い未来まで健全にまもり続ける処方を知っている。彼らは不思議な魔法の力を持っている!
【Earshot Jazz Exective Director ジョン・ギルブレス】

 なんてスリリングでスインギーなビッグバンドなんだ!この13年間で彼らはファミリーとなり、互いへの尊敬の気持ちが音楽にも反映されている。 この音楽私の番組を聴いてくれる多くのアメリカのラジオリスナーと共有できることをとても嬉しく思う。
【全米ラジオ番組 PRI D.J.ジム・ウィルキィ】

 強力なスウィング感、そしてパッションあふれる今回の録音は、CUGが近代的なビッグバンドの伝統を重んじながらも、自らのユニークなサウンドを表現している、という点で、たいへん印象づけられました。水野をはじめとする卓越したアレンジャー、マーク、ジェイをはじめとする素晴らしいソリスト、加えて、各メンバーが確かな自分の音を持っている上でアンサンブルに重点を置く、そういった数々の要因が今回のオリジナリティー溢れる素晴らしい音となって実現したと思うのです。【Piano Compose Arrangement アレン・ファーナム】


スイングジャーナル9月号CDレビューより掲載

コンテンポラリーな主流派サウンドを誇るビッグバンド
13年前に名古屋を拠点に結成されたC.U.G.ジャズオーケストラの2枚目のアルバム。小濱を代表に、水野を主任編曲者として、東京、大阪、米国からの参加者も加えて最近は年間30回を越える公演実績を有し、恐らくプロ・バンド最多公演回数を達成。しかも極めてコンテンポラリーな主流派サウンドを発展させている。メンバーは前回と数名を除いて変わらず、岡崎、宮本、西尾とM.テイラーが参加して強力なアンサンブル、ソロ、リズムを形成。今回は、オリジナル2曲を含む7曲を水野がアレンジした上、作編曲で高名なケニー・ワーナーから2曲の提供を受けた。もともとメル・ルイス・オーケストラのボブ・ブルックマイヤーの作風を愛好するC.U.G.であるが、ワーナーの2曲はそれを更に強調して全体のカラーを個性化した。
 ?@のコルトレーン曲は、マッシブな合奏と迫力あるソロの交錯。?Aは木管合奏が美しく、ドラムスのブラッシュが冴える。?Bのハンコック曲はコンボ的な自由なリズムでソロを高揚させる。?Dは小濱の力強いソロをフィーチャー。?E?Hは水野の作風が着実に進歩していることを立証する力作。?C?Fがワーナーの作品で、特に?Fはバスクラのリードする木管合奏を配したソノリティが美しく、リニアー(線的)に流れるホーン群の扱いが斬新。何とか東京ライブを増やしてファンおよび関係者に実力を認識させてほしい。(瀬川 昌久)